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ちょうど昨年の秋ごろ、「栗原市ゆるくておもしろい移住」プロジェクトの
1泊2日の事前合宿で一緒になった女性が会社を設立した。
まだ20代後半で、私よりも若いんだけど、
地方各地を飛びまわって、地域の人たちとの関わりやつながりをつくっていく
起業をしたいと言っていた人だった。
当時、私は会社を辞めるか、辞めないかの時期だったと思う。
なにか生きるヒントを・・・という動機でおもしろそうなプロジェクトに参加したのだった。
勢いで独立した彼女からの、大変そうな話は聞いていた。
でもやりたいことがはっきり決まっていて、夢もビジョンも語れて、
かつ、融資プレゼン用の企画書もつくっていた姿は刺激的だった。
あれ以来まったく音沙汰なかったけど、
仲間も集まり、事業のスキームもできて、プレスリリースされているのを見て、
完全の『くらった』感があった。
会わないうちに、向こうはあんなに大きくなっていた。
同じ1年間の成長スピードが違うように感じた。
私もそれなりに色んな場に足を運んだり、人と沢山出会ってたりしていたけど、
東京と地方を行き来している彼女のほうが、おそらく倍の倍、動いて・出会っていたのだろう。
最初はちょっぴり悔しかった。でもすぐその気持ちが刺激となり、奮起につながった。
素晴らしいアイディアと事業だと思う。
大きな夢を掲げ、いろんな人を沢山巻き込んで、新しいサービスを生み出そうとしている。
羨ましいけど、自分は同じ風にはなれない。
私だったらどうしたいの・・・?
これからの仕事の仕方・生き方について再確認するいい機会になった。